フレンズ歯科クリニックに寄せられる「よくある質問」をまとめてみました。
下記の質問以外でご相談のある方はE-mailにて承っております。

インプラント治療に関して

インプラント(人工歯根)はどれくらいもつのですか?

どんな治療でも同じですが100%の治療はありません。しかし、定期検診と全身的な問題が起こらなければ、まず問題が起こることはありません。

インプラント治療後に必要なこと

私は歯周病(歯槽膿漏)なのですが、インプラント治療は可能ですか?

歯周病の方もインプラント治療を受けて頂くことは可能です。
しかし、歯周病が感染症である以上、完全にコントロールする必要があります。
そのため歯周病治療を受けて頂く事になります。

インプラント手術後の痛みや腫れはありますか?
「手術」と聞くだけで怖いのですが本当に大丈夫でしょうか?
インプラント治療中歯がないところはそのままでしょうか?

必要に応じて仮歯や仮入れ歯を使用して頂くことは可能です。日常生活に支障のでないように考慮させて頂いております。

審美歯科に関して

セラミック治療は長持ちするのでしょうか?

残念ながら永久にトラブルが起こらない保証はありません。「人工物」である以上壊れる可能性はあります。
しかしながら、日頃から注意をして頂き、定期的なメインテナンスを受けて頂ければかなり長持ちすることは事実です。
それはセラミック専門の技工士が時間をかけて精密に製作していることが何よりの裏付けになります。

ホワイトニングは痛みはありますか?

場合によってはホワイトニング剤が知覚過敏を引き起こすことがありますが、一時的なものであり、数時間すれば治まりますのでご安心下さい。

ホワイトニングはどのくらい白くなりますか?

個人差があります。歯質によって効果に差が出ます。短期間で数段階白くなる方もいれば、抗生物質の影響で生まれつき歯がねずみ色に変色している場合はほとんど効果はありません。

歯のヤニや着色を落としたいのですが費用はどのくらいかかりますか?

歯石や歯垢除去は保険適応です。しかし、タバコのヤニや着色は疾病ではありませんので、その除去はPMTCというクリーニングになります(自費診療)。
5,000円からになります。しかし、事前に歯石や歯垢除去は必要になります。

歯周病治療に関して

歯を毎日磨いているのですが、なぜ歯周病になるのですか?

歯磨きも歯周病予防の重要な要素の一つです。まず、適確に歯垢(プラーク)が落とされていなくてはなりません。
また、それ以外にも多くの原因がありますのでそれらも改善されなければ進行を止めることは困難になります。
まず、歯科医院で定期的なチェックを受けることをお勧めします。

歯周病の原因と分類

前の歯科医院で歯を抜かなくてはいけないと言われたのですが、抜かずに治すことはできますか?

抜歯は最後の手段と考えています。お口の中の状態により保存できる方法を考えます。しかし、歯全体が感染していたり、割れていたりしている場合は保存は不可能と考えます。また、抜歯することが最善な治療の場合もあります。

歯周病の治療法

矯正歯科に関して

痛みはないのでしょうか?

装置を調整した後は痛みと言うよりも「歯が浮く感じ」が、1、2日続くことがあります。口内炎ができることもありますが一度治癒すればその後は問題はありません。
一般的に成人の方より、子供の方が痛みは感じません。

歯並びを治すためには歯を抜かないとダメと言われたのですが、抜かないで治療は可能ですか?

もちろん私達矯正医は非抜歯治療の可能性を探ります。しかし、検査、診断の結果、抜歯ををしなければ良好な結果が得られない場合は抜歯の必要性を説明させて頂きます。

できるだけ矯正装置を目立たなくしたいのですが、可能でしょうか?

成人の方の場合、マルチブラケット装置(代表的な装置)を付けることがほとんどになります。当院でも白いセラミックブラケットを使用しておりますので昔ほど目立つことはありません。しかし、それでも気になる方は舌側矯正という方法があります。
つまり、歯の裏側にブラケットを付ける方法です。外から見えない反面、異物感の増大、発音障害、治療期間の増大、費用の増大が引き替えになります。(以上の理由から当院では行っておりません。)希望の方は提携医院への紹介を行っております。
また、歯列不正の軽い方は「マウスピース型矯正歯科装置(アソアライナー)」という方法が適応できる場合があります。
完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置(医薬品)であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

子供が今から矯正治療が必要と言われたのですが、もう少し先でも治療は可能でしょうか?

可能です。しかし、早期に矯正治療を始めることの意義は大いにあります。例えば、早く始めることによって非抜歯治療が可能になるかもしれません。また、歯の動くスピードも速く、痛みも感じにくいです。
その反面、成長が止まってしまう年齢になると治療の選択肢も減少してしまうことも考えられます。

小児歯科に関して

フッ素は何歳から塗れば良いのでしょうか?

歯が萌出していれば可能です。フッ素は自宅で毎日行い、2~3か月に一度歯科医院で高濃度のフッ素を塗るのが理想的です。その際クリーニング(PMTC)を行えばフッ素の取り込みも向上します。

フッ素塗布の費用はいくらでしょうか?

無料です。但し、初再診料やブラッシング指導料は保険診療の範囲でかかります。また、同時にクリーニング(PMTC)を行う場合は別途2,500円かかります。

乳歯が抜けそうで抜けず永久歯が内側から生えてきているのですがこのままでよいのでしょうか?

まず、反対側の生え替わりの状態を見て下さい。もし、かなり以前に反対側が生え替わっているのならば抜歯したほうがよいかもしれません。また、ほとんど動揺がなければ自然脱落は困難と思われますので抜歯が必要と思われます。

その他

親知らずは抜いた方がよいのでしょうか?

真っ直ぐ生えていて、プラークコントロールができる状態であれば抜く必要はありません。しかし、多くの人は斜めに生えたり、歯が一部だけ顔を出したりして様々なトラブルを引き起こす事が多いのが現状です。トラブルを起こす前に予防的に抜歯をお勧めする事があります。

削らずに虫歯は治せますか?

虫歯は細菌による感染症です。そのため、虫歯の部分を取り除くことが治療の原則になります。最近、抗生物質を混ぜ合わせ虫歯の部分に入れることによって病巣をきれいにする3-MIX療法という方法がありますが、適応症が難しく、予後も悪くなる症例もあるのは実状です。そのため、従来の削るという方法が確実であると思われます。

抜歯をして部分入れ歯にする必要があると言われたのですがどうしても「入れ歯」に抵抗があり悩んでいます。ブリッジ治療も不可能と言われています。

インプラント治療の可能性はどうでしょうか?もし、何らかの理由でインプラント治療が困難でも審美的で異物感の少ない入れ歯もあります。設計が必要ですので、一度ご相談下さい。