「噛む」ということ
皆さんは普段の生活で「噛む」ということを意識しておられますか?毎日の食生活のなかで特別「噛む」ということを考えられている人は少ないと思います。私もその一人です。
以前からも言われていましたが食べ物をしっかりと噛むと脳が刺激され、認知症予防につながると言われています。
65歳以上で歯がほとんどなくて入れ歯も使わない人が認知症になる割合は、歯が20本以上残っている人より1.9倍高かったという報告も発表されています。噛み方については片方の歯で5回噛んだ後、舌を使って食べ物をもう片方の歯に移して5回噛む、という一連の動作を繰り返した後、全体の歯で10回噛んで計30回とすることを推奨すると言われています。
子供の場合も朝食で良く噛んでいる子は明らかに学習意欲が高いと言われています。
このように噛むことが脳へ刺激を与え活性化させることができるということが科学的に証明されています。
ソフトフードが氾濫しているこの世の中で噛みしめる食べ物が少なくなってきている気もします。しかし、健康のため意識的に食生活について考えていきたいものです。
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