CT導入しました。
2012年9月、ついに当院にも歯科用CT撮影機が導入されました。
2004年に当地で開業させて頂いて8年以上経ちましたが、まさか当院にCT撮影機が導入されるとは思ってもみませんでした。と言いますのもその当時では歯科用CTなどという物は存在して間もない物でありましたし、何よりも私自身その必要性がよくわかっていませんでした。言葉は悪いですが、無くても困らない贅沢な設備と思っていました。一部のインプラント治療の専門医のために存在している物という捉え方をしていました。しかし、昨今のインプラント治療の急速な普及による正確な診断の必要性、患者様に対するインフォームドコンセントの重要性、安心安全な手術などのために無くてはならない物になりました。当院でもインプラント治療は多く行っており、以前より提携病院さんでCT撮影をお願いしておりました。しかし、患者様に貴重な時間を浪費させてしまうということと、医科CTにはない歯科用独自の画像情報が得られるというメリットのために導入致しました。
実は、CT画像はインプラント治療以上に他の治療にも有効であることを痛感しています。
例えば、歯周病において3次元的にどこまで骨吸収がすすんでいるのか?歯の根管の形態がどのようになっているのか?親知らずはどのように埋まっているのか?などが正確に診断でき、治療がすごく楽になります。
今後、診断や治療にはなくてはならないものであることに間違いはありませんし、患者様により安心安全な治療が提供できることを信じて疑いません。
今後もCT画像の有効性を報告していきたいと思っています。
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