最近急に寒くなってきましたね。歯科衛生士の渡邊です。
院内から見える木の葉が緑色から茶色に少しずつ移り変わっていくのを見ると、少し寂しい気持ちになりますが、冬が近づいて来るのが分かるので楽しみだったりします。
冬は色んなイベントが待っているので、今からわくわくしております(^^)/
寒いといいますと…寒くなると身が縮こまりますね。
その際に歯をくいしばってしまうことってありますよね。
そんなことが習慣化してしまうと、歯にかなり負担がかかっているってご存知でしたか?
パソコン、スマホ、ゲームをしている間、料理や手芸をしている間、読書、スポーツ、車の運転をしている間など、、、歯と歯が触れ合っていませんか?
当てはまっていた方、それは『TCH(Tooth Contacting Habit)』といいます!
TCHとは上下の歯が持続的に接触している歯列接触癖のことをいいます。
「歯ぎしり」や「くいしばり」などの強い力とは違い、弱い力が持続的に作用することでも顎関節や筋肉に負担がかかってしまうのです。
上下の歯は何もしていない時は接触せず、離れているものです。会話や食事をする際に接触している時間は一日に20分程度だそうですよ!
TCHによって引き起こされるものとして、顎関節症・歯周病の悪化・咬耗(歯が削れること)・歯の破折・知覚過敏・詰め物、被せ物が取れる、または割れるなどが挙げられます。
その他口腔内に関係のないところにも不調が出てくることがあります。
頭痛・肩こり・首こり・耳鳴りなどです。特に体調は悪くないのにこんなことがよく起こる方はTCHが原因かもしれませんね。
TCHが厄介なのは完全に止めるのが難しいということです。実は私もTCHの自覚がかなりあります(;_;)気づけば歯と歯が触れ合っているんですよね。確実に1日20分以上なんです。顎や頬あたりの筋肉に疲労感があって、結構しんどいものです。
TCHは上下の歯を接触させない癖をつけていく必要があります。パソコンやテレビまたは作業する机の上にシールを貼り、それを見たら歯と歯を離すようにする。または歯と歯を離すようにと書いたメモを貼るのもいいですね!私も参考にしております!
「歯と歯が触れ合う癖」だけではあまり重大な問題に聞こえませんが、積み重なると口腔内だけでなく全身的にも不調が出てくる怖いものなので、心当たりのある方はまずは歯科医院で診査、診断をしてもらいましょう。
そして一緒にTCH克服していきましょう!(*^^)v
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