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院長ブログ
日本睡眠歯科学会に参加して
先日、秋晴れの連休中に開催された学会に参加してきました。
今回は徳島大学での開催でしたので、肉体的にも楽に参加することができました。
徳島大学矯正科を退職して以来??の訪問でしたので、非常に懐かしくもありました。
かなり様相は変わっていましたが、昔の面影が残っている部分もあり、時の流れを感じさせられました。
今大会のテーマは「エビデンスに基づく睡眠歯科医療をめざして」というテーマでしたが、「小児OSA」がシンポジウムで取り上げられていました。
OSAとは閉塞性睡眠時無呼吸症の略称
OSAのイメージは成人だと思いますが、実は成長期の小児にも多く、体に与える悪影響はもちろんのこと、成長と発達に影響を及ぼす可能性があります。
そして成人OSAへと移行する可能性を秘めています。
小児OSAは耳鼻科疾患、呼吸器疾患などの医科的疾患、顎顔面形態の不調和や口腔機能不全、舌機能の低下などの歯科に関連することあります。
したがって、治療も小児科や耳鼻科などの医科と歯科との連携が非常に大切であるということを双方から示されていました。
歯科矯正学的なアプローチも治療の一助となることも言われています。
昨年11年ぶりに母子健康手帳の大改訂が行われ、睡眠に関する質問項目が追加となりました。
国も睡眠が健康に与える影響が小さくはないとの認識を持っている表れだと思われます。
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